頭痛で苦しむ女性

産後ママの頭痛が増加!薬に頼らず解決する方法は?

監修:那口絵理

自分の時間がとれないほど家事や育児に大忙しのママ達。一時もゆっくりしているヒマがないほどなのに、出産したら急に頭痛が増えて困っちゃう!と、いう声をよく聞きます。特に授乳中のママは薬が飲めないので大変です。痛みに黙って耐えるしかありません。そこで今回は産後の頭痛の原因と対処法をご紹介したいと思います。

2つの頭痛に悩まされるママ達
偏頭痛の原因と緊張型頭痛の原因
急な頭痛の適切な対処法
偏頭痛には前兆がある
あまりにひどいときは病院

2つの頭痛に悩まされるママ達

頭痛は大きく分けて、「偏頭痛」「緊張型頭痛」2種類があります。

「偏頭痛」はこめかみから目にかけてズキンズキン、ドクドクと脈打つように痛みます。めまいや脱力感に襲われ、時には吐き気を感じることもあります。痛みは1時間で終わるときもあれば3日間程度続くときもあり、立っているのがやっとの状態になる場合もあります。

「緊張型頭痛」は一般的頭痛といわれ、頭痛の7割が当てはまるといわれます。ギューと頭が締め付けられるような痛みが毎日のようにおこりますが、吐き気に襲われることはなく家事もなんとかこなすことができます。

「偏頭痛」と「緊張型頭痛」は痛み方も違いますが、原因も対処法も異なります。頭痛になったらどちらの頭痛なのかをしっかりと確認しましょう。

偏頭痛の原因と緊張型頭痛の原因

頭痛が起こるメカニズムははっきりとわかってはいませんが、「偏頭痛」と「緊張型頭痛」の原因は違うといわれています。

「偏頭痛」は何らかの原因で脳の血管が広がることで、周囲の神経を圧迫し痛みを引き起こすといわれています。妊娠時に増える女性ホルモンの影響とする説が有力です。

「緊張型頭痛」は、肩こりなどの体のストレスや精神的なストレスが神経に影響を与えるためだと考えられています。特に骨盤のゆがみ(参考記事:「骨盤を整え、腰痛改善」)や水分不足、貧血が影響を与えています。

緊張型頭痛の原因となる身体や精神的なストレスは、偏頭痛にも悪い影響を与えます。

急な頭痛の適切な対処法

原因がわかって気をつけていても、頭痛がおこる可能性をゼロにはできません。偏頭痛、緊張型頭痛のそれぞれの対処法を知って、もしもの場合にしっかりと備えましょう。

偏頭痛のときは、ズキズキと痛む部分を冷やします。首の後ろを冷やすのもいいでしょう。光や音などにも敏感になっているので、暗くて静かな場所で休みましょう。赤ちゃんが寝ている時にひと眠りできるようであれば眠るのもおすすめです。

広がった血管を縮める効果がある、緑茶やコーヒーなどを少し飲んで休むのもいいでしょう。

また、偏頭痛に効くツボが2ケ所あるので押してみてください。一カ所は「百会(ひゃくえ)」という首の真後ろの髪の境目部分です。もう一つは「風池(ふうち)」という頭の真上あたりにある少しへこんだ部分です。つむじではありません。

指を軽く折り、指の関節でギューと押します。気持ちがいいくらいの強めの力がいいでしょう。

百会
風池

また偏頭痛は食べ物にも多少影響されます。血管を広げ周囲の神経を圧迫する原因となる食べ物や、血管を縮ませる働きのある食べ物は普段は極力とらない方が賢明です。

偏頭痛になりやすい人は摂らない方がいい食べ物

・アルコール飲料(特に赤ワイン)
・ベーコン・ソーセージ
アスパルテーム(甘味料)
・チョコレート*
・チーズ*
・柑橘果物*
・コーヒー*・ココア*・紅茶*・緑茶*

上記の*は偏頭痛になったとき少し摂取すると、広がっていた血管が縮み、神経を圧迫して生じる痛みを和らげます。ただし摂りすぎは頭痛を引き起こす原因になるので注意しましょう。また、頭痛や偏頭痛の予防にはコンブチャがおススメです!(参考記事」「自家製コンブチャを作ってみました」)

 

緊張型頭痛のときは、偏頭痛とは逆に体を温めることが大切です。痛みがでたら温かいタオルを首の後ろにあてます。軽いストレッチをして体のコリをほぐしリラックスしてください。血行をよくすることで、体の緊張状態を改善し頭痛を抑えることができます。

参考記事:「リラックス・過食を抑える効果も!簡単・手のツボ押しで、イライラ知らず」

偏頭痛には前兆がある

慢性的に起こる緊張型頭痛と違い、偏頭痛には前兆があらわれる場合があります。

突然、目の前に稲妻が光ったように見えたり、目の端にギラギラ光るものが見えたり、電気がショートしたときのようにバチッと光が見えたりします。そんなときは数十分後から数時間後に偏頭痛が襲ってくる可能性があるので、注意しましょう。

強い光

体をととのえる

授乳中は母乳に薬の成分が影響するのはなるべく避けたいところです。毎日の家事や赤ちゃんのお世話で自分の思い通りに時間をコントロールしにくい状況だと思います。けれど適度な睡眠時間、3度の食事、軽い運動を心がけてホルモンバランスを整えるようにしましょう。

また、「緊張型頭痛」は体の歪みが頭痛へと発展するので、整体やカイロプラクティックで骨盤の歪みを整えるのも有効です。骨盤矯正をするなら産後2~6か月の間に行うと効果的です。赤ちゃんのお世話で忙しくて時間をとるのが難しいときは、産後サポーターを活用しましょう。産後サポーターは分娩時にゆるんだ骨盤をもとの位置に戻すのをサポートしてくれます。(サポーターとはどんなもの? 妊娠中から使える産後用サポーター

あまりにひどいときは病院

産後は頭痛をおこしやすいとはいっても、あまりに頻繁におこり生活に支障をきたすようなら病院にいって診察してもらいましょう。頭痛を起こすさまざまな病気があるので、偏頭痛や緊張型頭痛ではない場合もあります。神経外科や神経内科を受診しましょう。

毎日育児に追われて大変な毎日だと思います。でもママがダウンしてしまうと大変です。忙しい毎日の中でも、なるべくストレスをためすぎないように自分の体も大切にしてあげてくださいね。

自分を大切に

いかがでしたか?

産後は、授乳のため肩こりが酷くなり、肩こりから頭痛に悩まされることもあります。整体に行けない産後ママに、自宅で簡単に肩こり改善できる解消法を紹介します。「自宅で簡単セルフリセット!産後肩こり解消法」

那口絵理

監修:那口絵理2017ミス・ユニバース・ジャパン講師

1980年東京都生まれ。10代の頃、モデルやアーティストとしてショービジネスで活動。その後トータルケアを実現するエステティシャンへ転身。産後ママのためのダイエット&キレイなスタイル作りのお手伝いを行う美容トレーナーとして活動中。2010年に第一子を出産。2011年に第二子を出産。2016、2017ミス・ユニバース・ジャパン講師

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