食育

食育をしよう!6つの「こ食」を考える

人間が生きていく上での基本となるのが、「食べる」ということ。
子供が知識や道徳を育むためにも、健康な体は必要です。

「食育」の目的は、
食に関する正しい知識を教え育むことで、必要な食を適切に選択し、
健全で健康な食生活を送ることが出来る人間を育てること。

「食育」に関心がないと、食に関する正確な知識が得られず、
偏った栄養の取り方や危険な食品を摂取する原因となり、
結果的に健康被害や肥満、免疫力や学力の低下が懸念されます。

最近では、子供のアトピー性皮膚炎やアレルギーのような症状の
原因とも考えられています。

子供はまだ、自分で「食べる」選択が出来ません。
また、「食べる」ことの必要性や体にいい食材も分かっていませんし、
反対に体に良くない食物や食べ方も分からないのです。

健康な食生活を送るためには、食を楽しみながら「安心・安全」に摂取することが必要です。
そのためには、まず親御さんが食育を学び、家庭の中で食育を実践することが大切なのです。

6つの「こ」食

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「食育」を語るには、まず、6つの「こ食」があることを知る必要があります。
「こ食」を知ることで、食材のみならず、食を摂取する環境も大切だということに
気づかされるのです。

【①孤食】(ひとりで孤独に食べること)

家族と共に食卓を囲むことなく、ひとりで食事をすることを「孤食」といいます。
30年ほど前までは、家族と共に食卓を囲み、食事をしていた回数は、
1年に700~800回と言われていたので、365日×3食=1095食とすると、
1日に2食は必ずと言っていいほど食事をしていた計算になります。
しかし、現代ではその半分以下の300回程度まで食事をする回数が減少している家庭が出てきました。
「孤食」は会話がないため、コミュニケーション能力やマナーも身につきません。
結果的に社会性や協調性のない人間に育ってしまう恐れも考えられます。
また、好き嫌いを注意してくれる人がいないことで、好き嫌いが増える原因にもなりやすいのです。好きな物ばかり食べていると、栄養も偏ってしまいますよね。

【②個食】(家族で一緒に食事をしていてもそれぞれがバラバラに好きな物を食べていること)

せっかく家族で食卓を囲んでいても、家族全員が自分の好きな物を食べてしまうことを「個食」と言います。
「バラバラ食」とも言われるこの食は、好きな物だけ食べることで栄養が偏り、好き嫌いの原因となります。協調性のないわがままな性格になってしまうこともあるようです。
味を共感することで、コミュニケーションが生まれるのです。

【③固食】(同じものばかり食べること)

自分の好きな、決まった物しか食べないことを「固食」といいます。
特定の物ばかり食べていると、栄養は偏ります。
その結果、キレやすいわがままな性格を生み出したり、肥満や生活習慣病の原因にもなったりもします。
バランスよく色々な種類の食品を組み合わせて撮ることが必要です。

【④小食】(量を少ししか食べないこと)

食欲がなく、いつも少しの量しか食べないことを「小食」と言います。
小食が続くと、発育に必要な栄養が足りず、栄養不足に陥り、抵抗力が下がってしまうだけではなく、無気力な子供になってしまいます。
無理なダイエットなどで必要量を食べずにいるのも問題です。

【⑤粉食】(粉から作られているものばかり食べること)

パンや麺類などは食べやすいので子供には人気ですが、そのような粉物ばかりを食べていることを「粉食」と言います。
粉物は歯ごたえが少なく、軟らかいものが多いので、咀嚼回数が減り、咀嚼力が育ちません。また、米食よりカロリーが高く、おかずも脂肪分が多い傾向があるので、栄養が偏りがちです。カロリーが高い食品は肥満になるかもしれません。

【⑥濃食】(味付けの濃いものばかりを食べること)

濃い味付けのものばかりを食べることを「濃食」といいます。
加工食品や調理済みの食品は子供が好きな物が多いですが、濃い味付けの物が多く、正常な味覚が失われがちです。つまり、味覚が鈍ってしますのです。
また、塩分やカロリーを過剰に摂取してしまう可能性があるので、思わぬ病気の原因にもなりかねません。

新たに追加された3つの「こ食」

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最近では、さらに3つの「こ食」が言われることがあります。
どんな「こ食」か見て見ましょう。

【戸食】(外食ばかりすること)

どうしても外食は塩分濃度が高く、自分で好きな物を選んで食べるので、栄養が偏りがちです。また、食材や産地、加工の仕方なども確認できないので、必ずしも体にいいものだとは限りません。全てがダメということではなく、頻度に気をつけなければいけません。

【虚食】(何も食べない)

朝・昼・晩と3食全てを食べないわけではなく、特に朝など、3食のうち1食をとらない、
食欲がなく、何も食べないことを「虚食」と言います。
朝は何かと忙しく、食べなかったり、手軽に済ませたりしがちですが、
朝に食事を摂取することで、目覚めた直後に低下していた脳や神経、内蔵の動きや血糖値などが上昇し、正常に動き始めます。
朝にエネルギーをしっかり補わないと集中力や記憶力などにも影響が出ます。
生活リズムを整えるためにも3食をとることは大切です。

【子食】(子供だけで食べること)

子供だけで食べることを「子食」と言います。最近では、「こども食堂」といった子供の食育を促すために、自宅でひとりで食事をする子供を中心に、無料や低価格で食事を提供して皆で手作りの料理を食べるといった試みが盛んになってきています。
子供だけで、食事をすると、好きな物を好きなだけ食べてしまうので、
栄養の偏りや好き嫌いを助長することにもなりますし、
家族が外出する以外でコミュニケーションをはかれる場所が失われてしまいます。

食育のやり方

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食育のやり方は意外に簡単です。
この簡単なことが難しいのが現代社会ですが、
どれでも出来やすいものからやってみましょう。

【家族でご飯を食べる】

家族でご飯を食べることは、簡単のように思えて一番難しいことかもしれません。
しかし、家族で食事をすることで2つのメリットが考えられます。
その1つが家族間のコミュニケーションが促進されること。
遠くに外出をしたり、イベントに参加したりしなくても一緒に食事をすることでコミュニケーションは取れるのです。
2つ目は食事のマナーを学ぶことが出来ること。箸の持ち方など、食事のマナーは大人になってから恥をかいてしまうこともあるので、子供の頃からしっかりと学ぶ必要があります。

【料理を一緒に作る】

料理を実際に作ることで、食への関心が高まります。
また、一緒に料理をすることでコミュニケーションも生まれますし、思い出にもなります。
食品の取り扱い方や、料理器具の使い方など学べることも多く、キッチンでの事故防止にも役立つでしょう。

【食育の本を読む】

最近では、子供向けの食育本も多く出版されています。
栄養素を色分けやキャラクター化して、食事にどんな色やキャラクターが含まれているかなど気にしながら食事をします。
食事をすることが楽しくなりますし、バランスの良い食事を摂取することにもつながります。
なにより、子供が楽しんで食事が出来るようになれば嬉しいですよね。

【農業体験】

食べ物を作る過程を知ると、子供は格段と食べ物の大切さや食べられる幸せを感じます。
食べ物を大切に扱うようになり、好き嫌いが少なくなることも期待できます。
遠くに体験へ出かけなくても、ベランダや室内で出来る家庭菜園でも十分効果はあります。
工場見学なども子供が食に対する興味を持つことにつながるのでおススメです。

「食育」で家族みんなが笑顔で健康になりましょう!

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「食育」を実践している家庭に育った子供は、正しい食生活を身に付けることができ、
健康に暮らすことが出来ます。

子供は0歳~3歳までに精神を安定させて、3歳~8歳までに良い食習慣を身につけることが大切なようです。

でも、子育ては行き過ぎると疲れてしまいますよね。
食育もいきなりすごいことを始めるのではなく

明日スーパーで買うもの、むしろ、冷蔵庫の中の物でも出来るかもしれません。
また、いきなり全てをやろうとせずに、1つずつ出来ていない「こ食」に挑戦してみましょう。

知育や体育などと違い、習い事に行かなくても
ママのちょっとした意識の仕方で食育はずいぶん変わります。

今しかできない事を
今できることだけやってみましょう!

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